お宮参りの起源
2017年 10月 19日
お宮参りとは、生後一ヵ月位の時期に神社やお寺などに、お子さんの誕生の報告と健やかな成長を祈願する行事です。
そのお宮参りの起源はというと、古くからあったようですが、一般に広まったのは室町時代との事です。
昔は今ほど医療技術が発展していなかったことから、乳幼児の生存率が低かったため、よりこういった行事を重んじていたのではないかと思います。
お宮参りが一般化した室町時代(1336年~1573年)というと、足利尊氏が征夷大将軍に任命されて室町幕府を置いた時期を指します。
直前の時期は鎌倉時代(1192年~)で、源頼朝が鎌倉に幕府を置いた時代、室町時代の後には織田信長や豊臣秀吉が活躍した安土桃山時代となります。
室町時代は足利氏が政権を握っていましたが、応仁の乱や明応の政変などが起こるなど、戦乱の時代。
そんな不安な時代に、子供の成長に大きな期待を持つのは当然の事だったのでしょう。
オレンジでは東京、埼玉、千葉、神奈川などへお宮参りの出張撮影を行っております。
by orangephotojp
| 2017-10-19 20:56
| 出張撮影